【実録】オウンドメディアの作り方【検索上位表示のただ1つの方法】

今回は、アンドワイ新ブランドのオウンドメディア『Micoas Press』を立ち上げたお話と、複数のキーワードでたった2週間で圏外⇒1ページ目!と劇的に検索順位が上がった方法についてご紹介します。
オウンドメディアを立ち上げる!と決めたはいいものの、どうやって作ったら良いのか?から始まって、やっと作り上げても全然見てくれる方が増えず最初のうちは本当に結果が出ないですよね。
オウンドメディアを作りさえすれば色んな方が私たちの商品を知ってくれる!と単純に考えていたのが遥か昔のように感じてしまいます。
私たちも『自分達で作った商品は私たちが一番知ってる!』と、勝手な過信と安易な気持ちとノリで流行りのオウンドメディアを立ち上げたのですが、最初の結果は散々でした。
20記事ほど作り『良い記事ができた!』『良いサイトができた!』と思っていたのですが、全く検索順位が上がらなかったのです(泣)
完全に自己満足の世界でした。
この時、私にあった選択肢は2つ。いさぎよく諦めて外注するか、なんとか粘ってテコ入れ方法を考えるか。
やっぱり自分達で作り上げたいとテコ入れ方法を探して試してみた結果。。。リライトした記事が2週間ほどで圏外から1ページ目に上がったのです!!
こんな風に、私たちは残念ながら失敗から始まったので半年以上時間を無駄にしてしまいましたが、こちらの記事を読んで頂けた方には少しでも近道を選んで頂きたいと思います。
こちらの記事は、こんな方たちに向けてまとめています。
- オウンドメディアの作り方、記事作成の方法を知りたい方。
- オウンドメディアの記事作成担当になったけれど、知識や経験がほとんどない方。
- オウンドメディア記事の検索順位を上げたい方。
- どうやって良いライターさんを探して良いか分からない方。
こちらの記事ではオウンドメディアの作り方の中でも、SEOを意識した記事作成で劇的に検索順位が上がったライティング方法について、私たちの体験をベースにご紹介していきます。
特に2020年11月現在ではあまり知られていない方法ですので、ぜひお読み頂いて検索順位をぐっと上げましょう!
【オウンドメディアの作り方】下準備は絶対大事!
検索順位を上げた方法をお伝えする前に、少しオウンドメディアの作り方の基礎からお話しさせて頂きます。「そんなの知ってるよ!」という方は読み飛ばして頂いて、ぐっと下の『【オウンドメディアの作り方】検索順位が上がらない時の対処法』からご覧下さい。
オウンドメディアを作るには下準備も重要です。最初に構想をまとめておかないと、いざ記事を書き始めるとまとまりのないサイトになってしまいます。ある程度まとまっているという方もさくっと読んで下さればと思います。
ここで改めて、そもそもオウンドメディアって何?というと『自社で保有するメディアの総称』と言われています。本来はオンライン上に限らずパンフレットや自社サイトまで含めた言葉ですが、最近ではより範囲を絞って『自社で運営し、記事形式で情報発信を行うブログのようなサイト』を指すことが多いです。
今回の記事では、ブログのようなサイトを指して『オウンドメディア』という言葉を使っています。
集客はどこから?SNS?検索?
まず、作成していくオウンドメディアの集客方法を決めないといけません。
大きくはTwitterやInstagram、FacebookなどのSNS経由か検索経由になります。
SNS経由だと、ユーザーは受動的にサイトを見るイメージになります。テレビCMのような勝手に流れてくる感じですね。誰かのサイトで紹介されていた投稿が目に入るというのが典型的で、目的意識が薄いので記憶に残り辛いです。
対して検索経由の場合は「何かのキーワードで検索する=調べる」という能動的な行動が起点になるので、より記憶に残りやすいです。
もちろん流入ルートは複数ある方が良いので最終的には両方からということになると思いますが、より意識に残りやすい検索経由のルートは外せません。
検索を意識する場合に欠かせないのがSEO。SEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字を取った略称で、日本語にすると「検索エンジン最適化」。簡単に言うと、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示させるための方法全般を指します。
検索経由の場合は、最初の段階からSEOを意識したライティングが必須になりますし、こちらの記事では検索経由を念頭に書いていきます。
上場企業3,200以上が採用!オウンドメディアはWordPress一択。
次はどのようにしてサイトを作るかを決めます。最近では一からWebメディアを制作する企業は減っていて、多くの企業が何らかのCMSを使っているようです。
いくつかのシステムがありますが、特にこだわりがなければWordPresss一択です。
無料で使えるし、複数のサーバー会社で簡単にWordPressが導入できるようになっています。テーマも無料で使える物も多いし、ちょっとおしゃれなサイトにしたいと思えば比較的安価でおしゃれなテーマが手に入ります。
CSSやHTMLなどの知識がなくても、まるでブログを書くように画像と文字を入れていけばサイトが出来上がるので、これを利用しない手はないです。
調べてみると、上場企業3,664社の公式Webサイトや関連サイト全16,596件中、なんと3,272件がWordPressを使用しています。上場企業関連の5サイト中1サイトはWordPressを使っている計算ですね。2位のMovable Typeは142件使用なのでダントツの差です。
(DataSign「DataSign Report 上場企業 CMS調査 2019年6月版」より)
レシピを調べると必ず出てくるクックパッドや、価格.comや食べログを運営しているカカクコムのコーポレートサイトもWordPressで作られています。
というわけで、特にこだわりがなければオウンドメディアはWordPressで作りましょう。
分かってるつもりは迷子になります。目的は明確に!
ここまで決まったら、改めてオウンドメディアを作る目的を具体的に一つ一つ書き出してみて下さい。オウンドメディアの担当者が複数いるなら、この部分の情報共有はとても大事です。
一般的にオウンドメディアの目的は次の4つのどれか、もしくは複数だと言われています。(あくまで一般的な目的なので、具体的に自社の商品やサービスに落とし込んで書き出して下さい。)
- 自社商品やサービスのブランディング
- 新規見込み顧客の獲得
- 商品やサービスの購入
- 自社の人材採用
私の場合は『自社商品やサービスのブランディング』と『新規見込み顧客の獲得』に焦点を当てました。
私が制作したオウンドメディアは、飲むお酢の新ブランド『Micoas/飲む、コ酢メ。』の情報発信をメインにしているので、目的を決めた上でそれに沿って製造方法や原材料の説明、レシピなど大きく5つほどテーマを決めて、具体的に何について書いていくかこの段階で決めました。
私の目的には入っていませんが、人材採用も念頭において作る場合は、自社スタッフのインタビューやお仕事風景などを記事にされるのも良いと思います!
オウンドメディアの作り方~どうやって記事を書く?勢いだけで挫折しました~
ここまで決めたら後は記事を書くだけ!と、手分けして20記事ほど書いていきました。画像もキレイな物を選んで、出来る限り分かりやすく記事にして。
もちろんライティングの際にやるべきと言われている下記も自分達なりに決めて書いていきました。
- キーワードを決める。
- ユーザーが検索する意図を考える。
- 記事構成を考える。
- キーワードを念頭にライティングを行う。
- しばらくして検索順位が上がらない記事をリライトする。
結果。。。全然ダメでした(泣)
検索順位は良くて30位~50位。ほとんどが圏外でした。
最初は『まだ記事をアップしたばかりだから。』とかすかな期待を込めた気持ち(言い訳)を抱いていましたが、2週間経っても変わらず1ヶ月経っても変わらず。。。そのうち忙しさを言い訳にして2~3ヶ月放置してしまったのですが、もちろん数ヶ月経っても変わらず。
このままでは作った意味がない!とテコ入れ方法を模索し始めました。
オウンドメディアの作り方~検索順位が上がらない時の対処法~
まず、改めてネットでオウンドメディアの作り方を一から調べてみました。
でもある程度のことは書いてあるのですが、核心部分は分からないまま結局はその記事を書いている会社のサービスに誘導されることが多かったです。
でも、オウンドメディアを作ろう!とネットで調べる方って、私のように専門知識がなく、でも自分で作り上げる!という意気込みだけはある方だと思うのです。
そんな人間が記事を読んで、『うん!外注しよう!』とはすんなり思えないんですよね。それに知識がなさ過ぎて、外部にお願いするにもこのままだと費用のダダ洩れになるだけな気もしていました。
オウンドメディア記事作成のSEOを徹底解説!とかの記事も期待を込めて読みましたが、なんとなーくふんわりとした感じで、結局私が一番知りたい『どうやって記事を書けば検索順位が上がるのか?』という疑問にストレートに答えてくれる記事はありませんでした。
そして、記事の書き方を中心に調べる中で出会ったのが『Writing Hacks』でした。
Writing Hacksとの出会い
Writing Hacksは、複数のメディアで取り上げられている株式会社スキルハックスが提供している講座の一つで、他にはプログラミングやデザイン、動画編集など『個の力で生きていくために必要なスキルの習得』を目指した講座があります。
正直、何記事かだけライターさんに書いてもらって、あわよくばその記事からポイントを盗もう!なんてことも考えたのですが(笑)書いて頂いた記事を見てもポイントが分からない可能性大だし、結局全ての記事を外注なんてことになればかなりの費用がかかってしまいます。
一度体系立ててライティングを学びたいなと思って行き着いたのがWriting Hacksでした。
Writing Hacksはこんな方におすすめと言われています。
- 将来はライターとして独立したいが、うまくスタートをきれていない方
- ライターとして活動しているが、ライティングスキルに不安を抱えている方
- ライターとして独立して月収100万円を達成したい方
。。。
見事にどれにも当てはまりません(笑)
最初は『Blog Hacks』にするか『Writing Hacks』にするか迷いました。購入前に直接迫社長に質問させて頂いたのですが、『自社オウンドメディアの記事作成なら断然Writing Hacks』とすすめて頂き受講することに。
(余談ですが、Blog Hacks⇒講師は迫社長・価格は99,800円、Writing Hacks⇒講師は沖ケイタさん/原千明さん・価格は59,800円【早割価格。通常は69,800円】だったので、Blog Hacksをすすめられるかな?と思っていました。でも私の目的だと断然Writing Hacksがおすすめ、と分かりやすい理由を付けて即答して下さったのも信用につながりました。)
Writing Hacksは記事の書き方に特化した講座で、読者と検索エンジンに評価されるサイト作りが体系的かつ網羅的に学べます。
対してBlog Hacksはテーマやキーワード選定などブログで稼ぐためのサイトやテーマ作りから学べるそうです。
オウンドメディアを作りたい私は当然テーマは決まっています。自社商品やサービスから派生したキーワードも複数選定できるし、私が何より知りたい『SEO対策を考えた記事作り』と『読んでもらえる記事作り』を学べるWriting Hacksはぴったりだったのです。
とはいえ、最初の方はまだ半信半疑だったのも事実。
でもライティングについて体系的に学ぶにはネット検索だけじゃ無理だなと分かってきた頃で、実際に他社の講座も調べてみたのですが、受講料が桁違いだったのでこちらに決めました。
目からウロコのSEO対策
講座の序盤部分から私が意識していなかった内容ばかりですごく楽しかったです。改めて振り返ってみると、Web用記事のライティングに対する知識が全くなかったなと痛感します。
何より感動したのがSEOに関する講座!!完全に目からウロコでした。
SEO対策ってキーワード選定のセンスとか被リンクとか内部リンクとか、テクニック的な物なんだと思っていました。よく言われる『リライト』も古い情報を最新の物に書き直したり追加情報を書き足したりする程度だと思っていたのですが。。。
全っ然違いました!!
私が知っている範囲では、『ライティング目線から見たSEO対策』についてここまで丁寧に分かりやすく深掘りしているコンテンツはないと思います。それも目からウロコではあるけれど、突拍子もないやり方ではなく、あくまで論理的なので頭にもすっと入ってきます。
実践すると実際にグングン検索順位が上がるんです!
練習のつもりで簡単にリライトしただけの記事や、内容は変えずにタイトルと見出しだけ変えた記事が一気に検索順位が上がった程でした。
Googleが求めているのは『ユーザーの悩みや疑問を解決する』こと。
確かにこの視点で考えれば当然のことなのですが、絶対に自分では思い至らない視点でした。
Writing Hacksを受講していなかったら、いまだに自分が書きたいこと・伝えたいことばかりに目線が行った記事を書いて、検索エンジンの圏外の海を泳ぎまくっていたと思います。
Writing Hacksは2020年9月にリリースされたばかりなので、スタートダッシュを切るのも今がチャンス。リリースされた初期の段階で出会えたのは本当に幸運でした。
ライティング超初心者の私でも短期間に検索順位が上がったので、果てしなく再現性も高いと断言できます。
添削頂いた記事があっという間に圏外⇒1ページ目に!
Writing Hacksでは計3回の記事添削があって、とても丁寧な添削が受けられます。
私はこのうち1回の添削記事は、以前書いた記事のリライトにしてみたのですが、添削頂いた通りに直すと2週間弱で1ページ目に表示されたのです!!
圏外だったのがいきなり6ページ目に現れ、毎日1ページづつ上がっていきました。
ユーザー増減数はウソみたいなグラフになりました!
Writing Hacksを受講してリライトし始めた9月下旬から本日までのグラフです。
グングン増えてます!!
今日初めてこの期間のグラフを確認してみたのですが、すご過ぎる右肩上がりに自分でもびっくりしました。
オウンドメディアの作り方~失敗しないライター選びとは~
熱くWriting Hacksについて語りましたが、それでも自分達で記事作成するだけじゃなく、ライターさんに外注する選択肢をお考えの方もいらっしゃると思います。
では、具体的にどのようにライターさんを選んで外注すれば良いのでしょうか?
一口に『Webライター』と言っても色んな方がいらっしゃいます。そして、良いライターさんに出会う確率は50人に1人とも100人に1人とも言われています。『良いライター』さんをどうやって見分けたら良いのでしょうか?
自分達が書いてもらいたい記事を書いてくれる方?もちろんそれもあるかもしれませんが、マーケティングのためにオウンドメディアを立ち上げている以上、中身が満足な上で検索順位を上げてくれる方が良いライターさんのはず。
50人~100人のライターさんと連絡を取ってテストライティングを繰り返して。。。なんて気の遠くなる作業です。的確にライターさんに指示を出すためにも『どういう記事が検索上位になるのか』を把握した上で発注しないと満足するコンテンツを作り上げることなんてできません。
つまり発注スキルを上げるためにも自身がライティングのことを知っておかないとダメなんですよね。
Writing HacksはWebライターとして活躍したい方のための教材です。一見オウンドメディアの作り方とは関係ないように思われるかもしれませんが、オウンドメディアを作る私たちは間違いなくWebライターであり、ライティングの知識がないと良いサイト作りは絶対にできません。
なぜなら私たちが検索上位を狙うに当たって戦うのは、この専門知識を持ったプロのWebライター集団の方たちだからです。
オウンドメディアの作り方~最終的な目的は?~
こんな感じで2020年始めに立ち上げた『Micoas/飲む、コ酢メ。』のオウンドメディアは、試行錯誤のすえ半年以上経ってやっと1ページ目に表示されるキーワードが複数出てくるようになりました。
まだまだコンテンツも不足しているのでこれから順次書き足していきますが、『Micoas/飲む、コ酢メ。』のことを知って頂いたり、お酢のことや果物のことを知って頂く場になれば嬉しいなと思っています。